ショートショート・短編小説

ショートショート・短編小説

簡単すぎる密室殺人

大型ショッピングモールの多目的トイレ内で女性の遺体が発見された。 死亡したのは35歳の主婦である。 死因はナイフで腹部を刺されたことによる出血死。 遺体が発見されたときは内側から鍵がかけられていた。 発見したのは警備員の男性であ...
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怪盗コウモリ男

最近この街では絵画や宝石などの盗難が相次いで発生している。 犯人はコウモリ男である。 盗みに入った美術館や宝石店に「コウモリ男参上」というカードを残していくのでこう呼ばれるようになった。 ある日、警察に「本日、ABC宝石店のピンク...
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5分前出社

「俺が新人の頃はもっと早く出社していたぞ」 いつもギリギリに出社してくる部下に上司が言った。 「そうは言っても朝は何かと忙しくて……」 部下は言い訳をするように答えた。 上司はさらに言う。 「5分でいいから早く来てみろ。朝の5分と...
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消費者を騙す方法

駅のホームの売店の前に自動販売機が設置されていた。 どの飲み物も100円で販売されている。お茶もジュースもすべて100円である。 駅のホームの中ということもあり、売れ行きはまずまずであった。 しかしお汁粉(おしるこ)だけはほとんど...
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期待の新人作家

俺は推理小説家。だけど小説を書いたことはない。 なぜかって? 実は俺の親父は有名な推理小説家だったんだけど去年死んでしまったんだ。 そのときに未発表の原稿をたくさん残してくれた。 「俺が死んだらこれをオマエの名前で発表しろ」と言って...
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若い女性に人気の酒屋

あるところに若い女性に人気のある酒屋があった。 その酒屋でお酒を買った女性は次もそこで買いたくなってしまうそうである。 この酒屋の近所に住んでいる25歳のマミはなぜ人気があるのかを調べるためにその酒屋に行ってみた。 店のつくりはい...
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メニューの多い料理店

今日は街で評判の「メニューの多い料理店」に両親とともにやってきた。 料理長はどんな料理でも出せると豪語している。 実際に行ったことのある友達の話では本当にどんな料理でも出てきたらしい。 親父はかつ丼を注文した。お袋はパスタを注文し...
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地球滅亡スイッチ

神様は空からスイッチを落としてしまった。 そのスイッチは地球を破壊することのできる危険なものだった。 それを知った地球人たちは必死でスイッチを探した。 そして一人の男がスイッチを手にいれた。 そのニュースはたちまち世界に知れわたった...
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神様の存在を信じますか?

神様は困っていた。人間たちの信仰心が薄れていたからだ。 特に日本という国は99%の人が神様を信じない国だった。 なんとかしなければと思っていた神様のもとに1人の男が現れた。 「神様、私が日本人の信仰心を高めてあげましょう」 「そ...
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意味が分かると面白い話(短編・解説つき)

【注意】転載禁止 意味が分かると面白い話の短編一覧です。1話ごとにすぐ下に解説が載っています。 年齢差のある恋 60歳の男がレストランの20歳のウェイターに恋をしました。 しかしあまりに年齢差があるため声を掛けることができずにいまし...
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