ある1人の客が「中を確認する必要はありませんよね」と言った。それを聞いて店員は「ヤバい」と思った。
- 客と店員は知り合いですか? いいえ
- 客は何かを買いましたか? はい
- それは高額なものですか? はい
- 食べ物ですか? いいえ
- ふつうは確認するものですか? はい
- 店員は悪いことをしていますか? はい
- 買ったものはクジですか? はい
太郎が店長を務めるコンビニでは、スピードクジの販売をしています。1等は人気キャラのフィギア、2等はマグカップ、3等はポスターです。
店長の太郎は、アタリを出したくないので、クジの1等から3等までのアタリを抜いてしまっています。
ある日1人の客が「全てのクジを買う」といって大人買いをしてきました。
全てのクジを買うのだから必ず当たるわけで「アタリを確認する必要はありませんよね」と言ったのです。