ウミガメのスープ問題(水平思考クイズ)の良問

「ウミガメのスープ」で有名な水平思考クイズの問題集です。簡単なものから難問までオリジナルの良問を追加し続けています。

動画やライブ配信・ブログ等で当サイトの問題を使用する際はこちらのページの「問題の使用についてのご案内」を必ずご確認ください。

問題一覧(随時新作を追加中)

ウミガメのスープ問題(水平思考クイズ)のルール

ウミガメのスープ問題(水平思考クイズ)は本来は2人以上で行うものです。(ただし本サイトでは1人でも遊べるようにしてあります)

出題者は最初にあるシチュエーションについて全体の一部分のみを伝えます。

回答者は「はい」か「いいえ」で答えられる質問をしながら核心に迫っていきます。

鋭い質問であればすぐに答えに辿りつくことができますが的外れなことを聞いてしまうといつまでも全体像が見えてきません。そこが面白いところでもあります。

水平思考とは

「水平思考」とは既成の理論や概念にとらわれず創造的なアイデアを生み出す方法のことです。

1967年に医師で心理学者のエドワード・デボノによって提唱されました。

この能力を遊びながら鍛えることのできるゲームが「ウミガメのスープ問題(水平思考クイズ)」です。論理や想像力を働かせながら多面的にものごとを考える習慣をつけることができます。

「クイズ」と名がついてはいますが厳密にはパズルの一種です。「シチュエーションパズル」などと呼ばれることもあります。

爆発的に広まるきっかけとなったのは『ポール・スローンのウミガメのスープ』という本です。

この本に出てくる次の問題がネット上で広まり他の水平思考クイズもどんどん生み出されるようになりました。

ある船乗りがレストランで「ウミガメのスープ」を注文ました。
そのスープを一口飲んだ彼はとても驚いた表情を浮かべ店員に「これは本当にウミガメのスープですか?」と聞きました。
店員は「はい。そうです」と答えました。
彼はそれ以上スープを飲むことなく店を出て行きました。
そしてその夜自殺をしてしまいました。
なぜこのような状況になったのか説明してください?

これが有名なウミガメのスープ問題といわれるものです。

最近では水平思考クイズそのものをウミガメのスープ問題と呼ぶこともあります。

ちなみに上記の答えは以下の通りです。

船乗りはかつて航海中に嵐に巻き込まれ仲間とともに無人島に漂着しました。
やがて食糧が底をつき餓死する者も出てきました。
そして残った仲間は生き延びるために仲間の死肉を食べました。
しかし問題の船乗りだけはどうしてもそれを食べませんでした。
そんなある日のこと他の仲間がウミガメを捕まえたからスープを作ったといって男に飲ませました。
それはとても美味しいものでした。
やがて捜索船に発見され無事に国に帰ることのできた船乗りはあのウミガメのスープをまた飲みたいと思いレストランにいきました。
しかしそこで出てきたスープはかつて無人島で飲んだものとは全く違う味でした。
そして全てを悟った男は自ら命を絶ってしまいました。

このサイトではオリジナルのウミガメのスープ問題(水平思考クイズ)を随時更新していきますのでぜひ挑戦してみてください。