【推理問題】電車が遅れても遅刻しなかった理由

常に10分前行動を心がけるA男は会社で「ミスター10分前」と呼ばれていました。

もちろん会社が始まる8:30の10分前には出社しています。

A男の最寄り駅はちょうど20分間隔で1時間に3本しか電車が出ていません。

A男はいつも8:00ちょうどの電車に乗って会社に向かっています。

会社の最寄駅に着くのは8:10です。

そこから会社まで歩いて10分なのでちょうど8:20に会社に着くというわけです。

ある日のことA男が自宅の最寄り駅に行くとトラブルにより電車が15分遅れとなっていました。

それでもA男は会社に遅刻することなく出社することができました。

途中で走ったりすることもなく、いつもと同じペースで歩いていたのにも関わらずです。

山手線のように線路が周回していて反対周りの電車に乗っていったわけでもありません。

その日に限って家を早く出ていたわけでもないですし、車で通勤したわけでもありません。なぜ遅刻せずに済んだのでしょう?


A男は自宅の最寄り駅に到着するときも10分前につくようにしています。


いつも乗る電車の1本前の電車も15分遅れているので、それに乗ることが出来たかです。

A男の最寄り駅では「ちょうど20分間隔で1時間に3本」の電車が出ています。

A男が乗る電車の1本前は通常であれば7:40に発車します。しかし15分遅れなので7:55に発車となります。

A男は「ミスター10分前」なので最寄り駅にも10分前に到着しています。

そのため遅れてきた1本早い電車に乗ることが出来たのです。