ウミガメ製麺は焼きそばを販売しています。
ある日「麺にソースがからみにくい」とクレームが入りました。
そこでツルツルにしてみたところ、クレームはなくなりました。いったいなぜ?
- 焼きそばは本当に食べられるものですか? はい
- クレームは客から入ったのですか? はい
- ソースはからみやすくなりましたか? はい
- 屋台で売っているのですか? いいえ
- カップ麺として販売しているのですか? はい
- ツルツルにしたのは焼きそばの麺ですか? いいえ【良い質問】
- 容器は関係ありますか? はい【良い質問】
【答え】
ツルツルにしたのは容器の内側
【解説】
ウミガメ製麺は、もともとカップラーメンの販売をしていました。
新商品として、カップ焼きそばも販売することになり、ラーメン用と同じ素材で容器をつくりました。
しかし、お湯を捨ててスープを絡ませるときに、麺を容器内でうまく混ぜることができませんでした。なぜなら、容器の内側がザラザラしており、摩擦が発生してしまうからです。
そこで、内側をツルツルの素材にしたところ、容器内で麺が動きやすくなりソースを絡ませやすくなったのです。
※実際のインスタント麺でも、ラーメンと焼きそばでは、ザラザラした面が逆になっています。焼きそばの容器の外側がザラザラしていることがあるのは、お湯を捨てるときに手から滑り落ちないようにするためという意味もあります。そのため、商品名等の印刷がし難くなってしまいますが、そこはビニールのパッケージを巻いて対処しているのです。