薬局を開店することにした男は、サルを買いに行きました。そして、近所の小学校に注意をしにいきました。
その結果、男の店はとても繁盛しました。状況を説明してください。
- サルは生きている本物の猿ですか? はい
- それは飼うために買いましたか? はい
- 猿と薬は関係がありますか? いいえ
- 猿に引っかかれた人が薬を買いにきますか? いいえ
- 小学校への注意はクレームということですか? いいえ
- 「気をつけてください」という注意ですか? はい
- 「猿に気をつけて」と言いに行きましたか? はい
- 猿に曲芸を仕込んでそれでお金を取りましたか? いいえ
- その猿を薬局の客は見ることができますか? はい
- 猿は客寄せのためですか? はい
- 見物に来るときは保護者と一緒に来るようにという注意をしましたか? はい
- この問題のモデルとなったドラッグストアがありますか? はい
【「猿を見物に来るときは保護者と来てね」と注意をしたら保護者がついでに買物をしてくれたから】
男は店頭での客寄せのために、猿を買いました。しかし、それだと子供しか集まらない可能性がありました。
そこで、近隣の小学校に出向き「猿を見物にくるときは保護者と一緒に来てください」と注意を促しました。
猿を見たい子供に連れてこられた保護者は、「せっかく来たのだから」と薬局で買物もしてくれました。
そのお店はとても真摯な対応をしていたので、評判が広がり大繁盛しました。そして、今では誰もが知る日本最大手のドラッグストアへと成長したのです。
(※マツモトキヨシの創業者である松本清氏のエピソードをヒントに問題を作成しました)