豪華客船の密室トリック

航行中の豪華客船の客室で殺人事件が起こった。

殺されたのは大富豪の男である。頭をライフルで打ち抜かれて即死だった。

被害者が滞在していたのは豪華客船の船室で死体が発見されたときにドアは内側から鍵がかけられていた。

ドアの反対側の壁には小さな窓がありそこは開いていたが人が通れるような大きさではない。

被害者はこの窓の下の所に倒れていた。

聞き込みを終えた刑事が上司に報告をする。

「船室のドアの鍵は簡単にピッキング出来るようなものではないそうです。合鍵も盗まれた形跡はありません。

窓は何度も確認しましたが顔を出すのがやっとの大きさで、どんなに痩せている人間でも肩を通すことは不可能です。

それにしても被害者はなぜ窓の下に倒れていたのでしょうか?こんな小さな窓から逃げられるとでも思ったのですかね?」

それを聞いたベテラン刑事が言う。

「人間なんてのはライフルを向けられてパニックになると正常な判断が出来なくなるものさ。

こんな小さな窓でも開いていれば逃げられると思ってしまっても不思議ではない。その証拠に被害者は部屋側ではなく窓側を向いて倒れていただろ」

そこにまた別の刑事が現れた。

「船室の外側には人が立てるような場所はありません。

なので窓の外から手を入れて被害者を撃ったという可能性は低そうです。屋上からロープでぶら下がれば別ですがそのような形跡はありません。

怪しい人物を見たという証言もありません。唯一の証言は銃声が聞こえる前に「隣の船が燃えているそ!」という声がしたというものです。

ですが航行中のこの船の隣に別の船はいなかったそうです。誰かのイタズラでしょうかね」

それを聞いたベテラン刑事が言った。

「なるほど。この密室トリックの謎が解けたぞ!」

犯人はいったいどのように被害者を殺害したのだろうか?

密室トリック

解答

被害者は「隣の船が燃えているそ!」という声を聞いて窓から顔を出したときに遠くからライフルで撃たれた。

そのまま死んでしまい、窓からずり落ちたため、窓側を向いて倒れていた。

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